docomo MEC、MECダイレクト、AI顔認証モバイルゲートを使った
実証実験を実施
実証実験の概要/背景
- 2024年10月4日から6日にかけ、バンテリンドーム ナゴヤの1F球団・報道入口において、報道関係者・球場関係者を対象にしたAI顔認証モバイルゲートの実証実験を実施。docomo MEC・MECダイレクトを利用した5G通信によるリアルタイム性の高いスムーズな入退場を体験いただいた
- 現状、報道関係者の入場時は本人確認や手書きでの会社名・氏名記入による入退館手続きが必要であり、手間がかかる等の課題があった。それら課題を解決しスタジアムのDXを進めるにあたっての初めの一歩として、報道関係者においてAI顔認証モバイルゲート・docomo MEC・MECダイレクトを使用した実証実験を行った
モバイルゲートが選ばれた理由
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- 事前に報道関係者の顔登録をしておくことにより、本人確認の手間を省略することが出来る。その場で登録し、即使用が可能
- 顔認証のため、カメラや機材等で手が塞がっていても、ウォークスルーで入場可能
- ゲートは可動式、有線ケーブル不要なので、場所を問わず柔軟に設置可能
実施内容

まとめ
課題・背景 | 実証実験結果 | |
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報道関係者の入場時は本人確認・入退館記録記入の手続きが必要であり、入場に手間がかかってしまう状態であった | ![]() |
事前に顔情報を登録したことで、当日はウォークスルーで通過可能となり、スムーズな入場が可能となった |
お客様の声
- 入退館管理を手書きで行い本人確認を行っているため、事前登録した状態で顔認証することで入退館管理が楽になると感じた。報道関係者へ入場パスを渡すまでの時間が短くなることで、スムーズな通行が可能になる点も良かった
- 入場するために情報を記入する際、立ち止まったりカメラなどの機材を置いたりするため時間がかかってしまっていたが、顔で認証するため手が塞がっていても問題ないため手軽に入場することが出来た
今後の展望
- 入館後に報道関係者への入館パスの受け渡しが必要であるため、入口での完全な無人化が難しく、運用方法の検討なども行いたい
- 今回使用した球団・報道入口以外にも、球場のアルバイトスタッフ等の入退館管理を行っている場所での使用も検討したい。なお、アルバイトスタッフは約2000名ほどが管理の対象となるため、不審者の紛れ込みなどを防ぐ効果などが期待できる