機能一覧

docomo MEC®でご利用いただける
様々な機能をご紹介します。

MECダイレクト (docomo MEC向け5Gサービス)

MECダイレクトとは?

  • MECダイレクトとは、ネットワークの伝送遅延の低減やセキュリティの高い閉域通信を実現する、docomo MEC向けの5Gサービスです。(LTEエリアでもご利用可能です)
  • ドコモネットワークからインターネットを介することなく、docomo MECのサーバーに接続できます。

MECダイレクトの特長・メリット

① : SIMカードを挿すだけで閉域環境を構築

  • 一般的なセキュリティ対策とMECダイレクトの比較
一般的なセキュリティ対策
矢印
MECダイレクトなら

端末にSIMカードを挿入後、docomo MECポータルで設定を行うことで、簡単に閉域環境の構築が可能です。
SIMカードの登録と利用開始の設定に関する詳細はリンク先をご確認ください。
詳しくはこちら

② : システム構築の自由度が向上

  • 有線設置のための面倒な工事が不要
  • 無線通信のため通信端末の移動が制限されない
工事不要 端末の移動を制限しない

③ : インターネットを経由しない強固なセキュリティ

  • ドコモネットワーク直結で、インターネットに接続しない閉域環境となるため、インターネットからのセキュリティ対策が不要
  • 登録済みのSIMのみアクセス可能なので、第三者による不正なアクセスを防止
  • 端末を紛失した時でもご利用者自身でポータルサイトからSIMの利用中断が可能
ドコモネットワーク直結で、インターネットに接続しない閉域環境となるため、インターネットからのセキュリティ対策が不要 ご利用者がポータル上でSIMを管理

④ : P2P通信について

  • MECダイレクトは5G端末からインターネットを経由せず、ダイレクトにMECサーバーへ接続
  • MECサーバーを介して端末同士を接続することでP2P通信(端末間通信)を実現
  • 端末間通信で高画質な映像や大切なデータを遠隔地にリアルタイムでセキュアに1対1で伝送
P2P通信(端末間通信)のポイント

インターネットで端末間通信環境を構築する場合、クラウド上に中継装置やセキュリティ装置を設置しアクセス制限や通信設定などが必要ですが、docomo MECを活用すれば、接続端末を設定するだけで簡単にご利用可能です。

⑤ : ドコモのデータセンター直結

ドコモネットワーク内のデータセンター直結の高いセキュリティ体制で管理しています。

MEC基盤

docomo MECではMEC基盤としてOpenStackベースのCompute E、Compute Dをご用意しています。 構築するシステムの要件に合わせてお選びいただけます。

Compute E(OpenStack基盤)の特徴

NTT Comが提供するデータ利活用プラットフォームSmart Data Platform(SDPF)との連携でお客様のDXを加速

  • お申込み後のコンピュートリソースは専用のポータルサイトから即時に変更可能
  • 従量課金の柔軟な料金体系
    (詳細はCompute E料金ページまで)
  • お申込みからご利用開始までの時間短縮
    (詳細はご利用の流れまで)
  • 可用性:ユーザーインスタンスを冗長化しておくことで可用性確保
  • 負荷分散:ユーザーがロードバランサーを構築
  • 高性能NW機器の採用と高速インターフェース(SR-IOV)の提供により高いNW性能を実現
  • OpenStack API利用が可能、構築したユーザシステムからIaaS操作が可能
  • インスタンス単位で契約

    <SDPFとの連携による特徴>
  • 大容量ストレージサービス「Wasabiオブジェクトストレージ」へのデータ蓄積が可能
  • データの分析や可視化サービスを活用し、様々なデータ利活用が可能
  • Flexible InterConnectを利用することでお客様のシステムとセキュアな接続が可能
    ※SDPFについてはこちらから
    ※Wasabiオブジェクトストレージについてはこちらから
    ※Flexible InterConnectについてはこちらから
    ※WasabiオブジェクトストレージとFlexible InterConnectは、SDPFアカウントから別途利用申請・ご契約いただく必要があります。
シンプルで自由度の高い基盤
OpenStackはオープンソース・ソフトウェアであり、ユーザ自身による高いカスタマイズ性が特徴です。ホットスタンバイ、ロードバランシングなど要件に合わせて自由にシステム構築が可能です。
柔軟な利用が可能
従量課金により、イベントやPoCなど一時的な利用でも最適な料金でご利用いただけます(詳細はこちら)。また、申し込みからご利用開始までの時間も短縮され(詳細はこちら)、リソースは即日での変更が可能です。
高度な付加機能が利用可能
NTTコミュニケーションズのデータ利活用基盤(SDPF)と連携したことで、MECの特長であるリアルタイムのデータ処理とSDPFの特長である大量データの蓄積・分析・活用を掛け合わせることが可能。
SDPF連携

  • (1)(2)…docomo MEC Compute Eの特長
  • (3)(4)…SDPFの特長
想定ユースケース

医療業界

医療業界の画像

【MECを使った通信】
リアルタイム映像伝送による
遠隔での医療サポート
×
【データの利活用】
映像データを保存し
遠隔医療の技術向上や教育に活用

製造業界

製造業界の画像

【MECを使った通信】
リアルタイム通信により
リモートでの遠隔重機操作
×
【データの利活用】
BIMやCIMデータと連携し
リモートでの操作を一部自動化

ご利用方法は以下をご参照ください。

Compute D(OpenStack基盤)の特徴

スタンドアローン方式対応のシンプルで自由度の高い基盤

  • 可用性:ユーザがインスタンスを冗長化しておくことで可用性確保
  • 負荷分散:ユーザがロードバランサーを構築
  • 高性能NW機器の採用と高速インターフェース(SR-IOV)の提供により高いNW性能を実現
  • 全国配置MEC:全国6拠点へ設置。最寄りの拠点を選択することで従来より低遅延の通信が可能
  • OpenStack API利用が可能、構築したユーザシステムからIaaS操作が可能
  • インスタンス単位で契約
  • GPUサーバー:物理GPU(パススルー方式)
シンプルで自由度の高い基盤
OpenStackはオープンソース・ソフトウェアであり、ユーザ自身による高いカスタマイズ性が特徴です。ホットスタンバイ、ロードバランシングなど要件に合わせて自由にシステム構築が可能です。
安価
オープンソース・ソフトウェアを利用しているため、Compute Vと比べて安価に提供されます。
物理GPUが利用可能
AI、機械学習などに用いるGPUが必要になった場合、物理GPUが利用可能です。NVIDIA T4が提供されます。占有になりますので、安心して計算処理能力をフルに発揮できます。
ご利用方法は以下をご参照ください。

  • 5G専用のネットワーク設備を使用する、スタンドアローン(SA)方式での接続を提供しています。

GPU

GPUの特長

用途の違い

  • GPU/CPUの得意領域の違い=GPUコア数の圧倒的な差が産む高速な並列計算
GPUの特徴「CPU」
GPUの特徴「GPU」

GPUを活用することによるメリット

MEC処理時間を短くすることで・・・

  • 映像サービスであれば動画の品質が向上。さらに下図(右)のとおりデバイス側の高負荷処理をオフロード可。
  • AIであれば推論回答時間の短縮化
5G×MEC×GPUで更なる低遅延化
5G×MEC×GPUで更なる低遅延化
デバイスにおける高負荷処理のオフロード
デバイスにおける高負荷処理のオフロード

GPUラインナップ それぞれの用途

  • V100 : AI推論/学習 - AI開発, 映像推論
  • RTX 8000 : グラフィックレンダリング - XR/VDI/映像処理
  • T4:VDIもしくはAI推論
  V100/V100S QUADRO RTX 8000 T4
 

適用分野:

HPC,AI(推論/学習),CAD VDI

計算用途に適したGPU

適用分野:

CAD VDI,AI(推論/学習)

グラフィックス用途に適したGPU

適用分野:

VDI/CAD-VDI,AI(推論)

VDI,AI推論用途に適したGPU

GPU世代 Volta Turing Turing
CUDAコア数

5,120

TENSOR コア:640

4,608

TENSOR コア:576

RT コア:72

2,560

TENSOR コア:320

RT コア:40

メモリサイズ 16GB/32GB HBM2 48GB GDDR6 16GB GDDR6
Media Acceleration 3 x NVENC, 1 x NVDEC 1 x NVENC, 1 x NVDEC 1 x NVENC, 2 x NVDEC
vGPU Profiles

4GB,8GB

16GB, 32GB

6GB,12GB

24GB, 48GB

N/A
(GPU passthrough)

vGPU
利用シーン
Office - - office
Graphics CAD CAD/RT/RENDERING CAD/RT
Computing

INT4/INT8

半精度/単精度/倍精度

CAE/AI/DL/HPC

INT4/INT8

半精度/単精度

CAE/AI/DL

INT4/INT8

半精度/単精度

AI/DL

GPUの分割メニュー(Compute V)

  • これまで1つのインスタンスで占有していたGPUを、最大8つのインスタンスで分割利用するメニューです。
  • 高性能なGPUを導入しやすい利用料金でご提供します。
GPUの分割イメージ

その他の接続オプションサービス

テナント間接続サービス

  • 「テナント間接続サービス」は、同一拠点・別テナント間で接続を行い、拠点内ネットワーク間での通信を行う。API連携等のプロジェクト間連携に利用可能。
テナント間接続サービス
対象リージョン 料金
Compute V:神奈川、大分
Compute O:大阪、西東京
初期費用(税込) 33,000円/工事
テナント間接続サービスの初期費用は工事数に応じて、1工事あたり33,000円(税込)となります。

※ 2023年10月12日をもちましてCompute V、Compute Oは新規お申込み受付を終了しました。

拠点間接続サービス

  • 「拠点間接続サービス」は、各MEC拠点間をドコモ網内IPルーター網にて拠点同士を接続。
    拠点間の冗長化、データ連携・同期での利用可能(※)。
    例えば、拠点間でデータ同期を行い、MECダイレクトにて近い接続先拠点を設定することで、より低遅延な接続が可能。

  • 弊社より拠点間のNW網については提供いたしますが、拠点同士のサーバー間のデータ同期や冗長化の構築については、お客様自身で実施いただきます。
拠点間接続サービス
対象リージョン 料金
Compute V:神奈川、大分
Compute O:大阪、西東京
初期費用(税込) 33,000円/工事
拠点間接続サービスの初期費用は拠点ごとの工事数に応じ、1拠点 1工事あたり、33,000円(税込)となります。
(例)東京と大阪で拠点間接続する場合、
ネットワーク工事をそれぞれの拠点で1回ずつ行う想定となり、両拠点で合わせて66,000円となります。

※ 2023年10月12日をもちましてCompute V、Compute Oは新規お申込み受付を終了しました。

データセンター接続サービス

  • データセンター接続サービスは、西東京リージョンのデータセンターとの接続が可能。
    データセンターでは、ルーターやONU等のNW機器・持込サーバーの設置可能です。

  • データセンターご利用の場合、別途データセンターの契約が必要です。
  • データセンター接続が担保するルーティングは、各IaaSテナントからデータセンターに設置されている機器までとなります。
データセンター接続サービス
対象リージョン 料金
Compute V:神奈川、大分
Compute O:大阪、西東京
初期費用(税込) 33,000円/1テナント
(例)データセンターへ接続する際、接続テナントに対して33,000円で提供します。

※ 2023年10月12日をもちましてCompute V、Compute Oは新規お申込み受付を終了しました。

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