アノテーション
収集した画像は特定物体認識に使用できるように、画像ごとに意味付け(タグ付け)を行います。特定物体認識は画像に写っているものが何であるかを個別に判定するので、各画像ごとに個別の対象となるクラスを割り当てます。 概要
辞書作成データとしてサンプルデータセットを使用する場合は辞書作成のチュートリアルへ進んでください。
タグ付けは集めた画像全てに行います。特定物体認識では識別の対象となる特定物体を写した画像にその物体を示すタグをつけてください。 アノテーション
収集した画像は1つのフォルダに集めておきます。この時、このフォルダと同じ階層には画像ファイル名と特定物体を示すタグを列挙した アノテーションの方法 reference.tsv というファイルを配置しておく必要があります。
フォルダ構成
フォルダ構成は以下の通りになります。
対象フォルダ
├ images
│ └ 画像ファイル
└ reference.tsv
reference.tsv
reference.tsv は認識の対象となる特定物体を写した画像とそれに対するタグを対応させるためのファイルです。
上記フォルダ構成の場合、以下のフォーマットのような形式になります。
フォーマット
画像のパスとタグをタブ区切りで表記する形式です。
images/image_file_name tag