名前付きディスク
ディスクの作成には管理者か開発者である必要があります。管理者と開発者はディスクの作成・編集が自由に行えます。 概要
仮想マシン作成時に追加できるディスクは仮想マシン自体に紐づきますが、名前付きディスクは仮想データセンターに紐づきます。仮想マシンに依存させたくないデータを永続化できます。
ディスクの作成には作成するディスクの容量以上のディスクリソースがテナントに予約されている必要があります。また、作成したい容量よりディスクリソースが少ない場合は先に不要なディスクを削除してテナントリソースを確保するか、ディスクリソースの追加を申請してください。
新しいディスクを作成します。ここで作成したディスクは仮想マシンに接続できます。 名前付きディスクの作成
- 仮想データセンターの左ペインメニューから 名前付きディスク を選択し、 新規 をクリックします。
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- ディスクの名前と説明を入力します。
名前はわかりやすい名称を入力します。接続した仮想マシンの詳細にディスク名が表示されます。
説明にはディスクの使用目的などを入力します。 - ストレージポリシーに vSANDefaultStoragePolicy を選択します。
- ディスクサイズを入力します。ディスクサイズは単位をGBかMBから選択しテナントリソースの範囲内で入力します。
- バスタイプに SCSI を選択します。
- バスサブタイプに 準仮想化SCSIコントローラ を選択します。
- 設定が完了したら、 保存 をクリックしてディスクを作成します。
- ディスクの名前と説明を入力します。
作成したディスクは仮想マシンに接続し使用します。一台の仮想マシンには複数のディスクを接続できます。逆に、1つの名前付きディスクは複数の仮想マシンには接続できません。 仮想マシンへの名前付きディスクの接続
- 接続したいディスクをクリックして、 接続 をクリックします。
- 接続ダイアログのプルダウンメニューから接続先の仮想マシンを選択します。設定が完了したら、 適用 をクリックしてディスクを仮想マシンに接続します。
ディスクを編集・削除する前に仮想マシンから分離する必要があります。 仮想マシンから名前付きディスクの分離
- 分離したいディスクをクリックして 分離 をクリックします。
- 分離の確認ダイアログを読み問題なければ OK をクリックします。
作成済みのディスクを編集できます。編集するディスクが仮想マシンに接続されている状態では編集ができません。もし編集したいディスクが仮想マシンに接続されている場合は最初に仮想マシンから分離しておきます。 名前付きディスクの編集
- 編集したいディスクをクリックして 編集 ボタンをクリックします。
編集ボタンがクリックできない場合はディスクが接続されている仮想マシンがないか確認します。接続されている仮想マシンからディスクを分離します。 - 編集したい項目を編集します。編集が完了したら 保存 をクリックします。
必要なくなったディスクは削除してリソースをテナントに返却します。削除するディスクは仮想マシンから分離しておく必要があります。ディスクを削除すると保存されていたデータが失われるので削除前に保存されたデータの確認を行ってください。 名前付きディスクの削除
- 削除したいディスクをクリックして 削除 ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログを読み問題なければ OK をクリックします。