ディスクの追加・拡張方法
ここでは、仮想マシンにハードディスクを追加もしくは拡張する方法を説明します。 概要
※ 仮想ディスクの容量は VDC の最大容量を超えることはできません。
ディスクを追加する手順
- ペインメニューから 仮想マシン を選択します。ハードディスクを追加したい仮想マシンが パワーオフ されていることを確認し、 詳細 をクリックします。
- 詳細画面左側のペインメニューから ハードディスク を選択し、 編集 をクリックします。
- 新規のハードディスクを追加したい場合、追加をクリックし、 サイズ に容量を入力してください。
- 入力内容に問題が無ければ 保存 をクリックします。
ディスクを拡張する手順
- ペインメニューから 仮想マシン を選択します。ハードディスクを拡張したい仮想マシンが パワーオフ されていることを確認し、 詳細 をクリックします。
- 詳細画面左側のペインメニューから ハードディスク を選択し、 編集 をクリックします。
- サイズ に変更したい容量を入力してください。
ここまでの手順で割り当てたディスクは OS 側で認識されていませんので、認識させる作業が必要です。OS によって手順が異なりますので、ご使用の OS に合った手順をご覧ください。
拡張したディスクを認識させる手順(Ubuntu)
- コンソールにログインします。この際、rootアカウントでログインしてください。
- 以下のコマンドを実行し、「Disk /dev/sda: xx.xGB」の表記が拡張したサイズと合っているか確認します。(完全には一致しない場合があります。)
- 以下のコマンドを実行し、PV Name 行が「/dev/sda3」であることを確認します。
- 以下のコマンドを実行し、ディスクの最終パーティションについて「End」列が拡張したサイズと合っているか確認します。「xx.xGB」には、2.で確認した数値を入力してください。
- 以下のコマンドを実行し、「Free PE」が追加されていることを確認します。
- 以下のコマンドを実行し、ディスクサイズが拡張されていることを確認します。
# parted /dev/sda print
※ 拡張したいディスクが一番目のハードディスクでない場合、「sda」の部分が「sdb」「sdc」・・・となります。
# pvdisplay
# parted /dev/sda resizepart 3 xx.xGB
# parted /dev/sda print
# pvresize /dev/sda3
# pvdisplay /dev/sda3
# lvextend -l +100%FREE /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv
# resize2fs /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv
# df -h
拡張したディスクを認識させる手順(Windows Server)
- スタートメニューを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックします。
- 「C:」ドライブに未割当領域が存在することを確認します。
- 「ディスク0」の「C:」を右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「ディスク容量を選択」にて、必要な容量を入力します。入力後、「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
- Cドライブの容量が拡張されていることを確認します。
※ 複数のドライブを追加している場合は対象のドライブレターが異なります。