ネットワーク
ネットワークでは組織 VDC ネットワークの管理をします。 ネットワーク
組織 VDC ネットワークは、システム管理者または組織管理者によって作成され、組織 VDC に割り当てられます。組織管理者は、ネットワークに関する情報の表示やネットワークサービスの構成などを行うことができます。
利用可能な組織 VDC ネットワークのタイプには、隔離ネットワーク、経路指定ネットワーク、インポート済みネットワークがあります。
組織 VDC ネットワークは、組織のニーズに応じて、隔離されたものと経路指定されたものを混在させられます。
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新規
新規のネットワークを追加できます。
追加できるのは隔離ネットワークもしくは経路指定ネットワークです。-
ネットワークタイプ
番号 項目名 説明 1 隔離 同じ組織 VDC のみからアクセスできます。この組織 VDC 内の仮想マシンのみが、内部組織 VDC ネットワークに接続して、トラフィックを表示できます。
隔離ネットワークは、組織 VDC に、複数の仮想マシンおよび vApp を接続できる隔離されたプライベート ネットワークを提供します。
このネットワークは、この組織 VDC の外部にある仮想マシンへの接続は提供しません。この組織 VDC 外のマシンは、組織 VDC 内のマシンに接続できません。2 経路指定 ネットワークタイプ -
全般
番号 項目名 説明 1 名前 ネットワークの名前を設定します。 2 ゲートウェイ CIDR ネットワークのゲートウェイ CIDR を設定します。
network_gateway_IP_address/subnet_prefix_length(例:192.167.1.1/24)の形式を使用します。3 説明 ネットワークの説明を入力します。空欄のままにもできます。 全般 -
固定 IP プール
固定 IP アドレスが必要な仮想マシンへの割り当て用に IP アドレスを予約できます。
予約するには、IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力して [追加] をクリックします。
この手順を繰り返すことで複数の固定 IP アドレス、あるいはアドレス範囲を追加できます。固定 IP プール - DNS
番号 項目名 説明 1 プライマリ DNS プライマリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。 2 セカンダリ DNS セカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。 3 DNS サフィックス ホスト名を含めない DNS 名(DNS サフィックス)を入力します。 DNS -
ネットワーク設定
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 削除 | ネットワークを削除します。 インポート済みのネットワークを削除した場合、ご自身では再度ご追加いただけません。再度追加するためにはdocomo MEC®ポータルにログインし、サポート>お問い合わせフォーム からご連絡していただく必要があります。 |

全般
- 編集
- 全般
- 接続
この項目は インポート済み でないネットワークに対して表示されます。
ネットワークの設定を一部編集できます。
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 名前 | ネットワークの名前を変更できます。 |
2 | 説明 | ネットワークの説明を変更できます。 |

番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | Edge ゲートウェイに接続 | ネットワークを他の全てのネットワークから隔離するか、エッジに接続するかを選択できます。 エッジに接続すると、ルーティングが有効化されます。 また、エッジに接続することを選択すると下部にエッジのリストが表示されますので、接続するエッジを選択してください。 |

固定 IP プール
- 編集
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | ゲートウェイ CIDR | ネットワークのゲートウェイ CIDR を設定します。 network_gateway_IP_address/subnet_prefix_length(例:192.167.1.1/24)の形式を使用します。 |
2 | 固定 IP プール | 固定 IP アドレスが必要な仮想マシンへの割り当て用に IP アドレスを予約できます。 予約するには、IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力して [追加] をクリックします。 この手順を繰り返すことで複数の固定 IP アドレス、あるいはアドレス範囲を追加できます。 |

DNS
- 編集
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | プライマリ DNS | プライマリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。 |
2 | セカンダリ DNS | セカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを入力します。 |
3 | DNS サフィックス | ホスト名を含めない DNS 名(DNS サフィックス)を入力します。 |

この機能は現在ご利用いただけません。 DHCP
IP アドレス使用量
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | IP アドレス | 使用されている IP アドレスが表示されます。 |
2 | デプロイ済み | デプロイされているか否かがチェックマークで表示されます。 |
3 | 仮想マシン | 割当先の仮想マシンの名前が表示されます。 |
4 | vApp | 割当先の vApp の名前が表示されます。 |

エッジゲートウェイに接続されたセグメントをグルーピングする機能です。 セキュリティグループ
今後の機能追加で利用可能となりますが、現在は利用用途がありません。
インポート済みネットワークの制限と用途
インターネットと通信用のネットワークです。 フロントネットワーク
- xx.xx.xx.1: Global-IPから宛先NATされるアドレスです。
アウトバウンド通信に加え、インターネットからのアクセスも可能です。 - xx.xx.xx.2〜15: アウトバウンド通信のみ可能です。
- xx.xx.xx.16〜253: ロードバランサーのサーバープールのIPアドレスとして予約されています。
フロントのロードバランサ—の利用者はアウトバウンド通信も可能です。
申請していない場合、アウトバウンド通信もできません。 - xx.xx.xx.254: ゲートウェイのIPアドレスです。
ゲートウェイのアドレスはLAN側に割り当てないでください。
DNSサーバーは自身で設定する必要があります。一般公開されているもの、またはCompute Vで用意されているものを設定してください。
Compute Vで用意されているものは、下記アドレスになります。
- 神奈川: 183.75.192.145、183.75.192.146
- 大分: 183.75.197.145、183.75.197.146
内部通信用のネットワークです。同じ用途のネットワークを自由に追加できます。 バックネットワーク
- 192.168.252.1〜199: サーバーアドレスとして使用できます。
- 192.168.252.200〜253: システム利用のため利用できません。
- 192.168.252.254: ゲートウェイのIPアドレスです。
ゲートウェイのアドレスはLAN側に割り当てないでください。
環境外からのSSHなど、マネジメント利用のためのネットワークです。 マネジメント
GPUサーバーの場合、ライセンス認証のために接続が必須です。
- xx.xx.xx.1〜253: サーバーアドレスとして使用できます。
SSL-VPN AgentでのSSL-VPNトンネルを利用してアクセスできます。
その際、クライアントセグメントのネクストホップを以下の ゲートウェイのIPアドレス として設定する必要があります。 - xx.xx.xx.254: ゲートウェイのIPアドレスです。
ゲートウェイのアドレスはLAN側に割り当てないでください。