Compute Vとは
Compute V とはdocomo MEC® が提供するMEC(Multi access Edge Computing)サービスの IaaS(Infrastructure as a Service)基盤です。情報システムの構築に必要なサーバーやネットワーク機器などのインフラをインターネット上のサービスとして提供します。また、MECダイレクト®を使用することでドコモの通信網と直結した MECを実現します。 Compute V
Compute V の特徴
カスタマイズ性
Compute V 上の仮想マシンはニーズに応じて多様なカスタマイズが可能です。
OS は Linux や Windows を準備しており、さらにディスクイメージをアップロードすることによって様々なものがご利用いただけます。なお、OS以上の上位レイヤーの構築、保守運用、セキュリティ対策はお客様ご自身で実施いただく必要がございます。
また、仮想マシンの CPU 数を自在にカスタムでき、コストパフォーマンスを最適化できます。
最先端の機械学習や、画像認識といった高度なアプリケーションの作成に必要な GPU インスタンスも提供しています。
Compute V にはシステムの運用を安定させる機能が組み込まれています。 安定性
ホストマシンに障害が発生した際のオートヒーリング(インスタンス自動復旧)機能や、サーバーを設計する際にトラフィックを分散して負荷を軽減するロードバランサーを提供しています。
セキュアな通信
MECダイレクトと併用することで、セキュリティの高いネットワークを構成できます。
ドコモのネットワークとMEC基盤はMECダイレクトを通して直接接続され、インターネットなどからのアクセスを防止できます。
MEC
MECダイレクトと併用することで、MEC を利用できます。
MEC は、端末に近い拠点のエッジサーバーが処理を実行することで、5G 要件の 1 つである低遅延の伝送を実現できます。
Compute V の拠点
Compute V は神奈川(東日本)と大分(西日本)リージョンで提供しています。提供するシステムの利用者に合わせてより近いリージョンを選ぶことをお勧めします。